

終電のあとの
高架下
君の歩幅を まだ覚えてる
借りた上着の
袖口で
ほどけた糸が 揺れている
「寒くないよ」と 笑った日
本当は少し
寒かった
うまく言えない ことばかり
白い息になって 消えていく
灯りはまだ
ついてるのに
帰る場所が
わからない
忘れたいと
思うたび
忘れたくない 声がする
何も言わずに そばにいて
今はそれだけで いいから
明日のことは 聞かないで
この音が 消えるまでは (ahhhh)
駅の時計は
進むのに
僕の昨日は
動かない
冷えた指先
ポケットで
誰かの温度を 探してる
「平気だよ」って
言うたびに
少し声が
遠くなる
ギターの音に まぎれたら 言えなかったこと
届くかな
灯りはまだ ついてるのに
帰る場所が わからない
忘れたいと 思うたび
忘れたくない 声がする
何も言わずに
そばにいて
名前を一度 呼んでほしい
この歌が 終わったあとも
僕はここに いてもいい? (ahhhh)